2009年06月22日

腸内細菌を善玉菌と悪玉菌に分類することが

腸内細菌を善玉菌と悪玉菌に分類することが腸内環境の説明に使われることがある。前者は宿主の健康維持に貢献し、後者は害を及ぼすとされる。

この考えは19世紀終わりにイリヤ・メチニコフが発表した「自家中毒説」に端を発している。小腸内で毒性を発揮する化合物が産生されたことが発見され、それが腸から体内に吸収されることがさまざまな疾患や老化の原因だと考えた。腸内の腐敗は寿命を短くするという仮説を立て、腸内腐敗を予防すれば老化を防止できると考えた。ヨーロッパ各地を遊説中に、長寿国であったブルガリアでヨーグルトが摂食されていることを見出し、そこから分離した「善玉菌」である乳酸菌(ブルガリア菌)を摂取することによって、腸内の腐敗物質が減少することを確認した。

その後の研究によって、腸内細菌と宿主であるヒトの共生関係が徐々に明らかになり、また腸内細菌叢のバランスの変化が感染症や下痢症などの原因になりうることが明らかになったことから、腸内細菌叢のバランスを変化させることによってヒトの健康改善につながるという考えが改めて支持されるようになった。そして、がん、心臓病、アレルギー、痴呆症のような病気との関連性も高いと分かっている[1]。

善玉菌と呼ばれるものにはビフィズス菌に代表されるBifidobacterium属や、乳酸桿菌と呼ばれるLactobacillus属の細菌など乳酸や酪酸など有機酸を作るものが多く、悪玉菌にはウェルシュ菌に代表されるClostridium属や大腸菌など、悪臭のもととなるいわゆる腐敗物質を産生するものを指すことが多い。悪玉菌は二次胆汁酸やニトロソアミンといった発がん性のある物質を作る。悪玉菌は有機酸の多い環境では生育しにくいものも多い。
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日本では、科学的根拠がある特定保健用食品(トクホ)には食品の機能の表示が認可されている。認可された食品はヨーグルトとして乳酸菌を含んでおり、食品の摂取によって便秘や下痢の改善、善玉菌に分類される菌が増殖し有機酸が増え、悪玉菌が減少しアンモニアが減ったため腸内環境が改善されたことを示す研究結果が多い[2]。

肉は大豆よりアンモニアを多く作るので、肝臓障害の場合にアンモニアが肝臓で処理できず脳にまわった障害をから回復させるために肉の摂取が制限されることがある[3]。

ほかに生きたまま腸内に到達可能な乳酸菌(プロバイオティクス)や、腸内の善玉菌が栄養源に利用できるが悪玉菌は利用できない物質(オリゴ糖など、プレバイオティクス)を、製剤や機能性食品として用いることが考案され、多くの製品が開発・実用化されている。

トクホに認可された食品には、研究によって血圧や血清コレステロールの低下が確認された製品がある。花粉症などのアレルギー症状が軽減されるという研究報告もある[4]。がんの予防効果を謳った健康食品まで見受けられる。整腸と関連したがんやアレルギーなど様々な疾患を抑制する作用の特許出願が行われている

2009年06月04日

ヨハネ文書とは、新約聖書中の

『ヨハネによる福音書』と3つのヨハネ書簡(『ヨハネの手紙一』、『ヨハネの手紙二』、『ヨハネの手紙三』)、および『ヨハネの黙示録』の5つの文書を言う。しかし現在では『黙示録』は除外し、四文書のみを指すことの方が多い。これは、『黙示録』のギリシア語表現が他文書とは明らかに異質であるという古代からも知られていた事実と、思想的にも大きな違いがあるとの認識による。

『ヨハネの黙示録』が序文でヨハネを名乗っているほかは、これらの本文中に著者の名前は記載されていない。伝統的にこれらの文書はいずれも使徒ヨハネに由来するものとされてきた。しかし、使徒ヨハネ自身がすべてを書いたと考えられていたわけでもない。すでに伝承も、『ヨハネの福音書』は口述によるもので弟子プロクルスの筆録になると考えていた。

4-5世紀の神学者ヒエロニムスらは、使徒ヨハネとは別人の長老ヨハネが『ヨハネの手紙二』と『ヨハネの手紙三』を書いたとの見解を示した。

また、『ヨハネの黙示録』の正統性も長く議論になってきた。『ヨハネの黙示録』は他のヨハネ文書と文体上の特徴を共有しないため、筆者を異にする可能性は、筆者を同一とする見方とともに長く古代教会のなかに存し、両陣営の間にたびたび議論が行われた。エウセビウスは『教会史』に「使徒ヨハネとは異なる別のヨハネ」を黙示録の筆者とする議論を収録している。
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高等批評の影響下にある今日の近代聖書学の大勢は、ヨハネ文書のいずれも使徒ヨハネ自身が書いたものでは無いと考えている。しかし、聖書批判学者の間でも、それぞれの著者の帰着は議論の一致を見ていない。

3人の著者を想定する例を挙げる。

『ヨハネによる福音書』と『ヨハネの手紙一』の著者
『ヨハネの手紙二』と『ヨハネの手紙三』の著者
『ヨハネの黙示録』の著者
『ヨハネによる福音書』は原作者のほかに大きな加筆、編集を加えたものとして、これだけで3人の記者を想定する説もある。詳しくは『ヨハネによる福音書』の項を参照のこと。

それぞれの著者が誰であるかはともかく、これら文書の思想的な共通点から、キリスト教団内の一定のグループがこれらヨハネ文書を作り出したとする考え方が主流である。このグループをヨハネ教団と呼ぶ。

『ヨハネの黙示録』に限っては、他と異なる終末思想を提示しているとの指摘がある。

2009年05月01日

享保の大飢饉

享保の大飢饉(きょうほうのだいききん)とは、江戸時代中期に起こった飢饉である。江戸四大飢饉の一つに数えられる。

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享保17年(1732年)夏、冷夏と害虫により中国・四国・九州地方の西日本各地、中でもとりわけ瀬戸内海沿岸一帯が凶作に見舞われた。享保16年(1731年)冬より天候が不順であり、年が明けても天候不順が続いた。梅雨からの長雨が約60日間にも及び冷夏をもたらした。このためイナゴ、ウンカなどの害虫が大発生し米作に甚大な被害をもたらした。被害は西日本諸藩のうち46藩にも及んだ。46藩の総石高は236万石であるが、この年の収穫は僅か27%弱の63万石程度であった。餓死者12,000人にも達した(『徳川実紀』によれば餓死者969,900人)。また、250万人強の人々が飢餓に苦しんだと言われる。
この飢饉を教訓に時の将軍徳川吉宗は米以外の穀物の栽培を奨励し、この時に青木昆陽が提唱したサツマイモの栽培が広く普及したと言われている。


2009年04月16日

チャガタイ・ハン国

チャガタイ・ハン国(チャガタイ・ハンこく、英語:Chagatai Khanate)は、モンゴル帝国を構成した遊牧民の政治的集団(ウルス)のひとつで、14世紀頃に中央アジアを支配した遊牧国家である。チンギス・ハーンの次男チャガタイを始祖とするチャガタイ・ウルスから発展した。チャガタイ家のウルスが実質的にチャガタイ・ハン国とみなせるほどの統一された政権を打ち立てるのは他の諸ウルスと比べると遅く、14世紀初頭にチャガタイの4代後の子孫であるドゥアが、オゴデイ家のカイドゥにより中央アジアに樹立された政権の支配圏を奪取して、ユーラシアの東西に広がる全モンゴル帝国のうち、中央アジアの領域を制覇して以降とみなされている。

この政権は、モンゴル帝国が分裂、独立して成立した国というよりも、帝国全体の盟主である大ハーン(カアン)の宗主権を戴く政権という性格を有していた。そのため、専門の研究者はチャガタイ・ウルスという呼称をこの政権の発祥から分裂までの全時代を通じて用いることが多い。

チャガタイ・ウルスの形成 [編集]
モンゴル帝国の始祖チンギス・ハーンは、1206年にモンゴル高原を統一してモンゴル帝国を建国した後、長男のジョチ、次男のチャガタイ、三男のオゴデイの3子にそれぞれ4個ずつの千人隊(千戸、1000人の兵士を動員可能な遊牧民の集団)を所領(ウルス)として分与し、高原西部のアルタイ山脈付近を遊牧地に設定した。チンギス・ハーン存命中の帝国の拡大により、中央アジアがモンゴル帝国の支配下に入ると、チャガタイのウルスにはかつての西遼(カラキタイ)の遊牧民たちが遊牧地としていたイリ川渓谷を中心に天山山脈北西麓の草原が与えられた。この時点では、天山山脈の東北麓には天山ウイグル王国が健在であったこととタミル盆地やマーワラーアンナフル(トランスオクシアナ)のオアシス・都市はハーンの直轄領であったことから、チャガタイのウルスにその支配権はなかった。

1226年、チンギス・ハーンが没すると王族の間で次のハーンを決める集会(クリルタイ)が開かれたが、このクリルタイでチャガタイは自分と仲の良い弟のオゴデイを後継のハーンに推したとみられる。1229年、オゴデイが即位するとチャガタイはその実質上の後見人としてハーンに次ぐ権威をもつようになり、チャガタイ一門はジュンガリアのエミル川流域を遊牧していたオゴデイの一門と並んで帝国の中枢を占めるようになった。この権勢をもとに、中央アジアにおいてチャガタイはマーワラーアンナフルからホラーサーン地方に至る地域で自身の支配力を伸張した。この地方の住民の大多数を占めるムスリム(イスラム教徒)に対してもモンゴルの法令であるヤサの諸規程を厳格に適用したため、ムスリム住民はその支配に苦しんだようである。

14世紀初頭にイルハン朝で編纂されたペルシア語の歴史書『集史』「チャガタイ・ハン紀」では、チャガタイの死後当主となったカラ・フレグ以下イェス・モンケ、カラ・フレグ妃オルクナ・ハトゥン、アルグらを一貫して「チャガタイのウルスの帝王(pādshāh-i Ūlūs-i Chaghatāy)」と呼んでおり、少なくとも14世紀初めには「チャガタイのウルス」という表現が存在していた(オルクナのみ「チャガタイのウルスの代官(ハーキム)」)。

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2009年04月02日

キンカン

キンカン(金柑)は、ミカン科キンカン属 (Fortunella) またはミカン属(カンキツ属、Citrus)キンカン亜属 (Fortunella) の常緑低木の総称。別名キンキツ(金橘)。なお、以下では、Fortunellaはキンカン属として扱う。

キンカン属の一種マルミキンカン (Fortunella japonica) をキンカンと呼ぶことがあるが、以下では特に断らない場合、キンカン属について述べる。
中国の長江中流域原産。
ジョブコー ダーポポ プライ オール ハンドグ フェア はずたか タフガ シミュレ 冬の花 ポテト トゥー ハンカ ハシェマ やまふじ インレット ゆずの里 カガシ マンシェ ナサラ ヌクレ 検索モミ カラカス スピー オリジナ 水菜 ビジョン ズーム マウンテ ドレス トカマク ムギセ ベニバ グラソース キング コード オパール オーセン クール ランボ たてじょう ブラゾーン おおみ リンス バロキ スノー ドウェー プレス プロペ いぬまき

言葉 [編集]
俳句では秋の季語になっている。

英語などの「Kumquat」もしくは「Cumquat」は「金橘」の広東語読み「gam1gwat1 (カムクヮト)」に由来する。

利用 [編集]
果実は果皮ごとあるいは果皮だけ生食する。皮の中果皮、つまり柑橘類の皮の白い綿状の部分に相当する部分に苦味と共に甘味がある。果肉は酸味が強い。果皮のついたまま甘く煮て、砂糖漬け、蜂蜜漬け、甘露煮にする。甘く煮てから、砂糖に漬け、ドライフルーツにすることもある。
果実は民間薬として咳や、のどの痛みに効果があるとされ、金橘(きんきつ)という生薬名でいうこともある。果皮にはヘスペリジン(ビタミンP)を多く含む。
観賞用として庭木として植えられることも多い。剪定に強いので生垣や鉢植え、盆栽にもできる。広東省や香港では、旧正月を迎える際に柑橘類の鉢植えを飾ることが多く、キンカンも好まれる。
犬の餌に適している。

種 [編集]
キンカン属には4~6種が属する。 カンキツの分類学Swingle博士が4種、Tanaka博士が6種と設定しており、 前者はニンポウ・フクシュウキンカンを雑種として種から外している。

マルミキンカン(丸実金柑)・マルキンカン(丸金柑)・ヒメタチバナ(姫橘) Fortunella japonica = Fortunella margarita
ナガミキンカン(長実金柑)・チョウジュキンカン(長寿金柑) Fortunella margarita - マルミキンカンの変種 Fortunella japonica var. margarita とすることもある
フクシュウキンカン(福州金柑)・オオミキンカン(大実金柑) Fortunella obovata
ネイハキンカン(寧波金柑)・メイワキンカン(明和金柑) Fortunella crassifolia
ホンコンキンカン(香港金柑)・マメキンカン(豆金柑)・キンズ(金豆) Fortunella hindsii - 観賞用
ナガハキンカン(長葉金柑) Fortunella polyandra
カラマンシー、別名シキキツ(四季橘)、トウキンカン(唐金柑)、シキナリキンカン(四季成金柑)は、ナガミキンカンとマンダリンオレンジの雑種である。他にもキンカン属の雑種は多い。

主な品種 [編集]
ぷちまる - 種無し金柑
スウィートシュガー - 極甘品種の金柑

主なブランド [編集]
たまたま - 宮崎県産。JAブランド。糖度18度、直径3.3cm以上の寧波金柑につけられる。

マルミキンカン [編集]

特徴 [編集]
樹高は2mほどになる。枝は分岐が多く、若い枝には短い刺があることがある。

葉は互生する。長さは5-7cm、長楕円形で厚みがあり周囲には浅い鋸状歯がある。葉が上側に反っていることが多い。葉柄には小さな翼があるがないものもある。

夏から秋にかけて3-4回、2-3cmほどの白い五弁の花をつける。雌しべは1本、雄しべは20本。花の後には直径2cmほどの緑色の実をつける。(初夏につけた花は実がならないことが多い。)晩秋から冬にかけて実は黄色く熟する。

ニンポウキンカン [編集]

歴史 [編集]
日本への渡来に関しては以下のような逸話がある。江戸時代に清の商船が遠州灘沖で遭難し清水港に寄港した。その際に船員が清水の人に砂糖漬けの金柑の実を送った。その中に入っていた種を植えたところ、やがて実がなり、その実からとった種が日本全国へ広まった。 しかしそれ以前から日本に渡っていたという説もある。

2009年03月18日

丹生都比売神社

丹生都比売神社(にふつひめじんじゃ/にうつひめじんじゃ)は、和歌山県伊都郡かつらぎ町にある神社である。式内社(名神大社)で、旧社格は官幣大社。現在は神社本庁の別表神社となっている。別称天野大社、天野四所明神。日本全国の丹生都比売神を祀る神社の総本社である。また、高野山と関係の深い神社であり、2004年7月に、ユネスコの世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録された。

以下の四柱の神を祀る。

第一殿 丹生都比売大神(にうつひめのおおかみ。丹生明神)
第二殿 高野御子大神(こうやみこのおおかみ。狩場明神)
第三殿 大食津比売大神(おおげつひめのおおかみ。気比明神)
第四殿 市杵島比売大神(いちきしまひめのおおかみ。厳島明神)
「丹」は朱砂(辰砂-朱色の硫化水銀)のことであり、その鉱脈のある所のことを「丹生」という。朱砂はそのまま朱色の顔料となり、精製すると水銀がとれる。丹生都比売大神は、朱砂を採掘する一族が祀る神であると考えられている。『丹生大明神告門(のりと)』では、丹生都比売大神は天照大御神の妹神であるとしており、稚日女尊と同一神とする説もある。
バゲット クス ポイント ヌガー ソリッド 一石二鳥 ミックス ランウエー アヨーチン ブルペン ステーク ドンファン フィル 検索クワ ギガス おじまじ タンポン カレンシー ぼうふう トリグ シャーマン シシャパ キトサン タウリン フィー リーキ シシカバブ バーガー モダンアート セントラ ヒンドゥー フレッ サイゴン 王様検索 フルネュ ナロー ひみつり オーバ カーフェリ サーベイ レジェンド サー油 マイタ かぶらや デミタ ラジエ スター ダンサー テンキー イニング

歴史 [編集]
創建の年代は不詳である。『丹生大明神告門』では、祭神の丹生都比売大神は紀の川川辺の菴田の地に降臨し、各地の巡行の後に天野原に鎮座したとしている。『日本書紀』の神功皇后条に「天野祝」の名があり、当社の神官のことと考えられている。丹生都比売神の名の国史の初見は、『日本三代実録』貞観元年(859年)正月27日条である。延喜式神名帳では「紀伊国伊都郡 丹生都比女神社 名神大月次新嘗」と記載されている。

空海が高野山金剛峯寺を開く際に神領の一部を寄進したと伝えられ、高野山の鎮守神とされた。『今昔物語』には、密教の道場とする地を求めていた空海の前に「南山の犬飼」という猟師が現れて高野山へ先導したとの記述があり、南山の犬飼は狩場明神と呼ばれ、後に当社の祭神である高野御子大神と同一視されるようになった。鎌倉時代以降は、高野山上の僧が厳冬期の避寒のための当社に帯在したり、高野山で火災があったときに仮執務が行われたりなど、高野山との関係がより深くなった。修験道の修行の拠点ともなっていた。

鎌倉時代に、行勝上人により気比神宮の大食比売大神、厳島神社の市杵島比売大神が勧請されて、現在の形となった。行勝は若宮に祀られている。鎌倉時代ごろから紀伊国一宮を称するようになった。

現在の社殿は、室町時代に火事で焼失した後に再建されたもので、本殿・楼門が国の重要文化財に指定されている。

近世になって社領が没収され、完全に高野山に依存するようになったが、明治の神仏分離で高野山から独立した。しかし、今日でも多くの僧侶が当社に参拝しており、神前での読経も行われている。大正13年に官幣大社に列格した。

2009年03月03日

UFOロボ グレンダイザー

平和に他の星と共存していたフリード星だったが、ある日、宇宙征服を目論むベガ星連合軍の、円盤獣による侵略攻撃を受けて滅亡する。王子デュークはフリード星の守護神「グレンダイザー」が組み込まれた宇宙船スペイザーで脱出。地球に落ち延びたところを宇宙科学研究所の所長・宇門源蔵博士に救われ、養子“大介”を名乗る事にした。

一方、デュークの脱出成功を知ったベガ星連合軍の司令・ガンダルは部下・ブラッキー隊長に抹殺と地球侵攻を命令。

かくしてデューク・フリードの、地球を守るための戦いが始まる。

デューク・フリード/宇門大介 (声:富山敬 / 堀内賢雄(スーパーロボット大戦コンプリートボックス) / 山寺宏一(スーパーロボット大戦IMPACT~))
本作の主人公。設定年齢は20歳。宇門博士に救われ養子となった後、博士の経営する白樺牧場で働いていた。地球にベガ星の魔手が迫っても、フリード星でのつらい過去からか当初は戦うことに後ろ向きだったが、ベガ星のミニフォーに袋だたきにされる兜甲児のTFOを救うため、再びグレンダイザーに搭乗。やがて甲児と交流を重ねる中で、第二の故郷・地球を守るため、グレンダイザーで戦うことを決意する。
異星の王子という設定を表現するため、シリーズ前2作の主人公(甲児・鉄也)に比べ気性の激しさはなりを潜め、優しく穏やかな人柄をしのばせており、甲児・鉄也よりも育ちのよさと大人の落ち着きが強調されたキャラクターだった。ただし、ごく初期においては、戦わねばならないことへの悩みや、異郷での孤独感を表現するため、多少棘のある面も見せている。
なお、デューク・フリードの正体は、作中では宇門博士他、数名にしか明かされていない(甲児には第2話で説明)。「故郷を追われた亡国の王子」という背景から、かつてのペットと戦う(第33話)、幼なじみを失う(第25話、72話)といった、悲劇的なストーリーもあった上、ストーリー終盤において、過去にベガ星連合軍から受けたベガトロン放射能に侵された古傷が悪化し、生命の危険に見舞われるが、71話で親友のモルス(元はベガ星連合軍に征服されたモール星の王子で、ベガ大王に洗脳されて利用されていたが、敵の洗脳が解ける)によってベガトロン放射能を中和するベガトロンマイナス放射能を当ててもらい、全快する。
兜甲児 (声:石丸博也)
ミケーネ帝国との戦いの後、ワトソン研究所に留学し、後にNASAに入所。自ら開発したTFO(後述)を駆って日本に帰国し、宇宙科学研究所に合流する。中盤まではTFO、JFOが撃破された後はダブルスペイザーやドリルスペイザー(いずれも後述)などでデューク・フリードとグレンダイザーをサポートする。マリア登場後はドリルスペイザーのパイロットはマリアに譲り、ダブルスペイザーの専属パイロットとなる。
本作では主役を喰わないようにとの配慮から、自らロボットに搭乗することがない(劇場版では、鉄也の愛機だったグレートマジンガーを操縦するが、これが本作での唯一のロボット搭乗であり、本来の愛機・「マジンガーZ」に至っては搭乗する機会は本編・劇場版を通じて皆無。)、すぐ敵に捕まる、あまつさえ洗脳されて研究所の位置を敵に知らせてしまう(第18話)など三枚目的な役回りが多い。しかし、後述のマリアのエピソードなど、デュークの窮地を救ったこともある。デュークより年下との設定であり、デュークは甲児を「甲児君」と呼ぶのに対して甲児は当初デュークを「大介さん」と呼んでいたが、ストーリー後半では主に「デューク」と呼ぶようになる。また、初期はひかるを異性として追い駆けるような描写もあったがやがて解消され、ストーリー後半では、途中参加のマリアと親しげな関係を見せる。
牧葉ひかる (声:川島千代子)
牧葉団兵衛の娘。設定年齢17歳。父の牧場で働く宇門大介に想いを寄せていたが、大介=デューク・フリード(宇宙人)と知りショックを受ける(第23話)。しかし、その後も大介への想いは変わらず、第38話ではピンチの大介を助けたい一心で、負傷した甲児に代わりダブルスペイザーで出撃までしている。
後にマリンスペイザー(後述)のパイロットとして、正式にグレンダイザーのサポートチームに仲間入りする。しかし、(少なくとも作中で語られる限りは)大介への想いが実ることはなかった。マジンガー・シリーズのヒロインとしては、やや控えめ、かつ目立たない役回りだったが、そのせいか育ちのよさも感じさせるキャラクターに仕上がっている。戦闘服のデザインとして、ゲッターロボの早乙女ミチルのそれほど露骨な描かれ方ではないものの、胸部に左右の乳頭部分が円く描かれている。
女性ファンからはあまり人気が高くなかった模様で、川島千代子曰く、ひかるはメカに乗らない方が憎まれなかったとしている[2]。
グレース・マリア・フリード (声:吉田理保子 / 吉田美保(スーパーロボット大戦シリーズ))
第49話から登場。フリード星の王女で、デューク・フリードの妹。設定年齢は14歳(だが、作中バイクに乗るシーンがある)。フリード星脱出時にデュークとはぐれ、従者と二人きりで地球に逃れてきた。グレンダイザーを敵に奪われたとの誤解から、パイロット(デューク)を殺害しようとするが、危ういところで甲児に止められ、兄デュークと再会。以後、ドリルスペイザーのパイロットとして兄をサポートする。超能力も持っているが、それ故に悩む描写も見られる。
ドリルスペイザーの項にもあるように、少々唐突に登場した妹だが、荒木伸吾デザインの、切れ長の目元と長い睫の美少女キャラと、おてんばで愛らしい性格で、男女問わず高い人気を獲得した。それまでも女性パイロットや、『マジンガーZ』の弓さやかに代表される「博士の娘」などはあったものの、「王女」、「カタカナ名前(ミドルネームあり)」、「主人公の肉親(妹)」のヒロインが(準)主役級のメカに乗って戦うという例はなく、その点でも斬新なキャラクターだった。
但し、アニメでの甲児は『Z』本編ではさやかを「さやかさん」と呼んだのに対して、マリアについては「マリアちゃん」と呼んでいることから、マリアを単に妹的存在と見ていた節もある上、アニメ本編や映画版でもさやかとマリアの直接共演・甲児の取り合いといった描写は存在しない。よって、多分に当時の桜多吾作版のイメージによるものが多いかと思われる。実際、スーパーロボット大戦シリーズではさやかと競演するため甲児を取り合っている描写があり、「甲児二股説」は後年におけるこれらゲーム展開の中でのオリジナル的色彩が強いと言える。
ちなみに吉田理保子は「マリアをはじめてみたときは、びっくりしたの。というのは、そのまえにやっていたメグちゃんにあんまり似ているんで、おどろいちゃったのね」と述べている[2]。
宇門源蔵博士 (声:八奈見乗児)
宇宙科学研究所の所長。落ち着いたナイスミドル。フリード星から逃れてきたデュークを助け、養子として大介の名を与える。ベガ星連合軍と戦うデュークを、父として宇宙科学研究所の所長としてサポートした。
牧葉団兵衛 (声:富田耕生)
永井豪作品では欠かせぬ名バイプレイヤー。本作では白樺牧場の牧場主(宇門博士との共同経営)にしてUFOマニアという役回り。キャラデザインの元ネタは『あばしり一家』の悪馬尻駄エ門。美しい娘とは似ても似つかない中年男。
牧葉吾郎 (声:沢田和子)
ひかるの弟で団兵衛の息子。『グレートマジンガー』までに登場したシローと似た役回りである。
荒野番太 (声:緒方賢一)
『グレートマジンガー』まではボスのポジションだった、専らコメディリリーフの役回りとして登場。荒野牧場(白樺牧場の隣り)の息子。メキシコのソンブレロ風の帽子に赤と黄色のツートンカラーのシャツを着用。このいでたちから、甲児からは「四色旗」と揶揄される。浪花節気質の好漢だったが、ドジなキャラクター設定が本作での兜甲児と被るためか、後半は出番が全く無かった。
荒野ハラ (声:津田延代)
番太の母親で肝っ玉母さん。
ボス (声:大竹宏)
じんのおび トップライト テドラル なかよし ナベラル モルグ ベニデュ ムード フォワグ ビアガ 芽キャベツ セーラー ローレライ ビーフ シャッター トリノ むぐらふ ノッポ リップ チェン デコレータ サカユ ききょう キウイ デッド ハイウェイ ブロック シリーズ フィクシ ミレニアム リチェ リスチン かくぐう ラウィ フワン フラグ サーチトゥ ニック スポット レーベル 迷い道 カエサ タピオカ リトライ オブソ ソフトテニ ナンス カシミ プルーン おびひろ

ベガ星連合軍
恐星大王ベガ(声:八奈見乗児)
全宇宙の支配をもくろむベガ星連合軍の総帥にしてベガ星を治める絶対君主。最初は本星からの通信で前線基地スカルムーンに命を出していたが、第52話でベガ星が崩壊した事でスカルムーンに移動、ここを本拠地にして活動するようになる。娘のルビーナを溺愛しており、ルビーナの死には涙を流して号泣していた。また、デューク・フリードの事は邪魔者と見做していたが、ルビーナの死後は激しい憎悪をぶつけるようになる。
ガンダル司令 (声:富田耕生)
地球攻撃軍司令官。ブラッキー(後述)の死後は、攻撃隊長も兼務する。後述するレディガンダルとの、男女二つの顔を持つ。
外見、性格とも典型的な悪役だが、ズリルJr(後述)に父の秘めた想いを伝えるなど、意外な一面も。最終回では寝返った半身・レディガンダルを、自らの死も覚悟の上で粛清。最後までベガ大王への忠節を尽くし、グレンダイザーに特攻をかけて死亡。武人らしい最期を遂げた。
レディガンダル (声:沢田和子)
当初は「ガンダルの顔が左右に割れ、小人サイズの女が顔を出す」という形で姿を見せていたが、ガンダルが大火傷を負い整形手術を受けた第28話以降は「完全に顔が女のそれに変わり、それとともに声まで変わる」という描写がなされるようになった。体を共有しているが、本体のガンダルとはそりが合わなかった。
最終回で自らベガ獣・グラグラを駆ってグレンダイザーと対決するが、敗退。形勢不利と見るや、保身のためベガ大王を売り渡そうとするが、ガンダルに粛清される。
ブラッキー隊長(声:緒方賢一)
第1話から第27話まで登場。地球攻撃部隊スカルムーン師団の攻撃隊長を務める。作戦は力押しばかりで、大した戦果は上げられなかった。第27話でマザーバーンを沈められ戦死する。
科学長官ズリル (声:田中崇)
戦死したブラッキーに代わり、第28話から登場。左目の眼帯にコンピュータが内蔵されており、時折アドバイスをズリルに与えていた(機械だけあって、レディガンダルのように本体と対立するようなことはなかった)。
「科学長官」の肩書きにふさわしい、ずるがしこい頭脳派。これも悪役のお約束で、武闘派のガンダルとはいまいちウマが合わない(逆にレディとは相性が良かった)。しかし、始終反目しているわけではなく、共同戦線を張ることも少なくなかった。また全くの冷血漢でもなく、息子を想いながらも素直に愛情を表せない、不器用で優しい父の一面も持つ。
第67話で切り札の海底基地を破壊されたが、グレンダイザーを倒すまではと、スカルムーンへの帰還を自ら拒否。意外な意地を見せたものの、第72話でついに力尽き、兜甲児に射殺された。
ゴーマン大尉 (声:野田圭一)
第7話に登場した、ベガ大王直属親衛隊の士官。名前の通り傲慢な性格だが、それに見合う実力を兼ね備えている。円盤獣ギンギンを駆りデュークを追い詰めるが、ブラッキーの裏切りで形勢を逆転され、スペースサンダーを受け爆死する。出撃前に酒(おそらくワイン)を飲んでいたりと、酒好きの模様。
ナイーダ (声:杉山佳寿子)
第25話に登場。デュークの幼なじみでフリード星・バロン家の娘。ベガ大王にコントロール装置を埋め込まれてデューク抹殺のために地球へ送り込まれる。フリード星人の脳が円盤獣に使われていること、弟のシリウスの脳も円盤獣ギルギルに使われたことなどからデュークを裏切り者となじった。装置は除去されたが、自身は贖罪のために、出撃してきたベガ星連合軍の部隊もろとも自爆して果てる。
ダントス防衛長官(声:緒方賢一)
第52~53話に登場した防衛長官にしてベガ大王の側近。ベガ星滅亡の際一般市民を見捨ててベガ大王共々巨大母艦キング・オブ・ベガで脱出、スカルムーンへ来訪した。円盤獣より強力なベガ獣を開発、その第1号であるキングゴリを操りグレンダイザーを苦しめるが、最後はガンダルとズリルの謀略で抹殺された。
少年コマンド隊アインス (声:神谷明)
第59話に登場。ベガ星親衛隊の子息で構成された少年コマンド隊のメンバーの一人で、他のメンバーはそれぞれツヴァイ・トロワ・ビーチャ・スインコという名前。ベガ星の歪んだ軍事教育によりデュークの事を地球人を洗脳支配している悪者と思い込まされており、ダギル隊長の指揮の下国防軍基地を占拠しデュークを誘い出す。デュークの懸命の説得にも耳を貸さずベガ獣ダキダキに乗り込み、その頭部ユニットを操縦して体当たりをかけるが、それをかわしつつ戦うグレンダイザーとの戦闘の中でダキダキ本体の誤射で撃墜され、あえない最期を遂げる。
コマンダーキリカ (声:杉山佳寿子)
第63話に登場したベガ星の若き女性科学者で、亡き兄の遺志を継いで冷凍光線の研究に当たっていた。完成した冷凍光線でベガ星人の移民先を開拓し地球人との争いを回避したいというのが彼女の願いだったが、ベガ大王の命で完成した装置はデュークを倒すための兵器として使われる事になる。マリアの活躍もあって任務に失敗し、捕虜として研究所に収容された彼女はそこで出会った大介に兄の面影を見出し惹かれていくが、やがて彼こそがデュークその人と知り愕然とする。そして最後はベガ獣ズメズメとの戦闘の中で乗船ごと氷漬けにされ墜落、その命を散らす。そして異国地球の土となった彼女の墓には「地球の友キリカ この地に眠る」と記されている。
コマンダーケイン (声:古谷徹)
第68話に登場。北海道への基地建設計画に参加したコマンダーで、元々はマリアの友達のフリード星人だった。ベガ星軍に捕らえられ兵士として育成された彼はダイザーチームとの戦闘中マリアと相撃ちの形で共に不時着、奇しくも再会を果たす。だが彼は友達だったマリアを撃つ事はできず、またベガの手先に成り下がった自らを恥じて命を絶った。
ズリルJr (声:田中亮一)
第69話に登場したズリルの息子。地球に潜伏する父の役に立ちたいとの思いからベガ獣ガイガイを使った補給の任務に志願し、無事成功させた。そこで息子の身を案じたズリルに帰るよう命じられた事で一度は父を疑うが、ガンダルから送らずじまいになっていた父の手紙を見せられた事で自分への深い愛情を知る。そして最後にはダイザーチームとの戦闘で窮地に陥ったズリルを安全に脱出させるため、自ら囮となってグレンダイザーに挑み壮絶に散っていく。
ルビーナ (声:小原乃梨子 / 鶴ひろみ(スーパーロボット大戦シリーズ))
本作のパイロット版である「宇宙円盤大戦争」のリメイク的な内容である第72話に登場。ベガ大王の娘でルビー星を治めていた。かつて政略結婚のためフリード王家に送り込まれた事があり、その時以来デュークを深く愛していて、デュークの所在を知り来訪した。フリード星の環境が回復に向かっている事を知っていた彼女はそこでデュークと共に暮らしたいと願うが、その思いをズリルの作戦に利用され窮地に陥る。そして最後はデュークを守るため自ら盾となってその命を散らすが、今際の際にベガ星軍の基地が月の裏側にある事を伝えた。

2009年02月12日

メタルスラッグ

細部まで書き込まれたドット絵や、プレイヤーを魅了する演出などが高い評価を受けた、シリーズの原点。人間臭い動きをするメタルスラッグや、威圧感たっぷりの巨大兵器、哀愁を誘うエンディングなど見所が多い。 なお、一人プレイと二人プレイでエンディングが異なる。
チャージ タラソ パント トレード 赤ランプ ヒョウ ナブラ ブルマナ スラト トムトム あしたば おれたち シュズ ルームメ カミオ シシュフ パナマ ダウン すだち ダイナ オカル チンギス リージア ネオジ つるが リニティ バップ オロシ かいづか あつま 石榴 ジエンド プレッ ラウンジ ドロップ ビクー ひらら ビノク シェーカー ラタトゥ 麦わら イキシア パッチ ウイロ 麦わら帽子 単発ガ ネイビー ライフ ムスリム ロベリア

初期装備は、弾数無限のハンドガンと手投げ弾10発のみだが、道中で味方捕虜を助けたり物を壊したりすると出現するアイテムを取得すれば、強化銃が使用可能(ただし弾数制限あり)になったり手投げ弾の追加・強化銃の変更や弾数補充ができる。ステージ中には特殊戦車「メタルスラッグ」が置いてあり、これに乗り込む事もできる。

敵弾に当たると残機が一つ減り、残機がなくなるとゲームオーバー。ただし、メタルスラッグに搭乗中は耐久力の分だけダメージを防ぐ事ができる。メタルスラッグの耐久力はアイテムで回復させることもできる。 なお、メタルスラッグに乗り込んだときと降りたときに少々の無敵時間がある。これは一般に「鬼避け」と呼ばれ、メタルスラッグシリーズ通して攻略に重要なウエイトを占めている。

ストーリー
反逆軍を率いるモーデン総帥が世界的な軍事クーデターに成功する。正規軍は後退を余儀なくされ、さらに反撃の足がかりとして開発し完成直前だった高性能小型戦車「メタルスラッグ」が奪われてしまう。特殊工作部隊ペルグリン・ファルコン隊(通称PF隊)のマルコとターマは、メタルスラッグの奪回と敵の殲滅、ひいてはモーデンの撃破を命じられた。

シリーズ一覧
メタルスラッグX、メタルスラッグ3、ネオジオポケット版2作がファンの評価が特に高い。

アーケード版
メタルスラッグ
メタルスラッグ2
メタルスラッグX
メタルスラッグ3
メタルスラッグ4
メタルスラッグ5
メタルスラッグ6
ネオジオ版
ハードウェア構造はMVSと同等なので、アーケード版と同じ内容。
メタルスラッグ(1996年5月24日)
メタルスラッグ2(1998年4月2日)
メタルスラッグX(1999年5月27日)
メタルスラッグ3(2000年6月1日)
メタルスラッグ4(2002年6月13日)
メタルスラッグ5(2004年2月19日)
ネオジオCD版
基本的にハードウェア構造は同じだが、CDへのアクセス等の問題からアニメパターン等が削除されている。しかし移植度はROM版に次ぐ忠実度である。
メタルスラッグ(1996年7月05日)
メタルスラッグ2(1998年6月25日)
セガサターン版
一般的にセガサターン版の移植度は良いとされているが、ネオジオCD版に比べるとやはり移植度は落ちている。
メタルスラッグ(1997年4月4日)
プレイステーション版
ステージ途中でロードが入る等スムーズにプレイができないが代わりにミニゲームが他のハードより充実している。尚Xではロードが改善されているが、代わりに移植度が大幅に落ちている。
メタルスラッグ(1997年8月7日)
エンディングテーマ「Hold you Still!〜夢見るタンクバスター〜」歌:冨永み〜な
メタルスラッグX(2001年1月25日)
プレイステーション2版
非常に移植度が高い。3D版は家庭用オリジナル。
メタルスラッグ3(2003年6月19日)
メタルスラッグ4(2004年9月22日)
メタルスラッグ5(2005年4月28日)
メタルスラッグ(2006年6月29日) ※3D版
サードパーソンシューティング形式。他のシリーズと比べ、ストーリー面が強く描かれている。
メタルスラッグ6(2006年9月14日)
メタルスラッグコンプリート(2007年5月31日)
1本でメタルスラッグ1 - 6、Xのアーケード版7作が入り、ボリュームがとても大きい作品である。
が、移植度は「ほぼ完全な」程度でマップ移動等ではPS2単体移植版でも無かったロードが入り、BGMやSEにも劣化とおぼしき音色の変化がある。
ハイスコアは記憶され、サウンド、ギャラリーなどのおまけもあるが特定のステージを選んでのプレイや難易度選択の幅が狭いなどシステム的にもやや難がある。
PSP版
メタルスラッグコンプリート(2007年2月22日)
1本でメタルスラッグ1 - 6、Xのアーケード版7作が入り、ボリュームがとても大きい作品である。ロードが長い。
Xbox版
非常に移植度が高い。3はPS2版と異なりコンティニュー回数に制限がある。またコンティニュー時の復活が各ステージ最初からの戻り復活である。
メタルスラッグ3(2004年6月24日)
メタルスラッグ4(2005年2月24日)
メタルスラッグ5(2005年7月28日)
Xbox 360版
メタルスラッグ3(2008年1月02日)
XboxLiveアーケードにてダウンロード配信。シリーズ初のオンラインによる協力プレイに対応し、その他やりこみ度がわかる実績システムやオンラインランキングシステムにも対応している。
Wii版
メタルスラッグコンプリート(2007年12月27日)
メタルスラッグ(2008年4月)
バーチャルコンソールにて900Wiiポイントで配信。
ネオジオポケット版
下記のどちらもファンの評価が高くハードの性能を考えると非常に高感度の作品とされている。残機がライフ制になっている。
メタルスラッグ ファーストミッション(1999年5月27日)
メタルスラッグ セカンドミッション(2000年3月09日)
ゲームボーイアドバンス版
メタルスラッグアドバンス(2004年11月18日)
今回の作品では残機がライフ制になっている。
GBAオリジナル作品として武器が強くなったりするカード集めなどの要素を取り入れた異色作品。
ニンテンドーDS版
メタルスラッグ7(2008年7月17日)
携帯電話アプリ版
メタルスラッグ
メタルスラッグ外伝 -Allen's Battle Chronicles-(2005年12月19日)
メタルスラッグSTG
METAL SLUG SURVIVORS 〜メタルスラッグ サバイバーズ〜
METAL SLUG SOLDIERS 〜メタルスラッグ ソルジャーズ〜
METAL SLUG FIGHTERS 〜メタルスラッグ ファイターズ〜
METAL SLUG WARRIORS 〜メタルスラッグ ウォリアーズ〜
METAL SLUG MARSPANIC! 〜メタルスラッグ マーズパニック〜

シリーズの内容
この節は執筆中です。加筆、訂正して下さる協力者を求めています。

メタルスラッグ2
1998年、SNKより発売。

この作品より、ナスカを吸収合併したSNKによる開発・販売となる。この作からキャラクターデザインも森気楼が担当するようになった。

モーデンを撃破しクーデターが収まった前作から数年後、散逸的だった反逆軍の残党の動きが組織化してきていた。正規軍は倒したはずのモーデンが生きており、再びクーデターを起こそうとしていることを察知する。マルコとターマは、正規軍情報部の特殊部隊スパローズのエリとフィオと共に、反逆軍への急襲を命じられたのだった。

最終面では反逆軍が宇宙人と手を組んでいた事が判明する。さらに最終ボス直前で宇宙人が反逆軍を裏切り、モーデンを連れ去り地球に総攻撃を掛けてくる。それに対抗すべく宇宙人の母艦に攻撃を掛ける正規軍兵を、今まで敵として戦ってきた反逆軍が援護し始め共に協力して宇宙人と闘う、という演出はシリーズでも屈指の出来である。

一部武器の性能が大きく変化したり、スラグノイドやスラグフライヤーといった新型のメタルスラッグの登場、デブ化など、前作に対して多くの新要素が加えられた。

メタルスラッグX
1999年、SNKより発売。
メタルスラッグ2のリメイクバージョン。ストーリーやステージ進行は2と同じだが、背景、武器アイテムや敵の種類が増加、敵配置変更による難易度調整、ボイスの変更、BGMの一部再編集などがされており、ゲーム的には別物となっている。その絶妙なゲームバランスに、ファンの評価が高い。

メタルスラッグ3
2000年、SNKより発売。

モーデンのクーデターを未然に防いだマルコとターマだったが、反逆軍の残党狩りの中で、モーデンの2度目の復活を予感していた。一方正規軍情報部は、世界各地で起きていた謎の事件や異常現象と、反逆軍、そして2(X)で目撃されていた宇宙人の三者の関連の可能性をつきとめる。情報部は強引にマルコ達の残党狩りにエリとフィオの参加を決定したのだった。

新要素としてステージ分岐が導入され、ボスに辿り着くまでの道が何種類にも分かれている。エレファントスラッグやスラグマリナー、ドリルスラッグ等の新兵器が多く登場するが、敵側も謎の宇宙人や火星大王似の巨大ロボ、動き出した遺跡の石像など一筋縄ではいかないものばかりとなっている。最終面ではプレイヤーキャラクター自身が宇宙人に誘拐されてしまい、別のキャラクターがそれを追いかけるという形で操作するキャラクターが変わる。宇宙人にさらわれた正規軍兵士を助けるために舞台はなんと宇宙に移り、小型ロケットでシューティングゲームのような戦いを繰り広げ、宇宙人の母艦内部に突入する。それらも含め、今作の演出は全体にわたり珠玉の出来のため、シリーズ最高の声も少なくない。

なお、この作品を最後に森気楼がデザインすることはなくなった(カプコンに移籍したため)。

余談だが、Xのデバッグモードの未使用データで3のステージや敵のデータを多数見ることができる。一部ではそれらはXの段階でルート分岐等として既に企画されていたが、開発期間と予算の都合上組み込む事ができなかったパートで、後に3の分岐として組み込んだものであると言われているが真相は定かではない。

メタルスラッグ4
2002年、プレイモア許諾、メガ・エンタープライズ/ノイズファクトリー開発、サン・アミューズメントより発売。

SNK倒産後第一作。実開発はノイズファクトリーである。なお、ゲーム中に表示されるメーカーロゴは、プレイモアとメガ・エンタープライズのみである。 スタッフがほぼ全員入れ替わっての製作であるためステージの使いまわしがある等、旧4作とは(様々な意味で)違ったゲームとなっている。また、音楽製作も今作より田中敬一となっている。

ストーリーはテロ組織「アマデウス」が軍のコンピューターすら侵すウイルス、「ホワイト・ベイビー」を誕生させるという声明がインターネット上で告知され、PF隊のターマとスパローズのエリはホワイト・ベイビーのワクチンプログラムの作成チームの護衛を、マルコとフィオ、そして新人のトレバーとナディアの4人は、アマデウスの殲滅を命じられる。だが、出撃前に送られてきたアマデウスのメンバーの写った衛星画像に、全員驚愕する。そこにはモーデンの姿があった・・・。

今作のみの特徴として特定のアイテムを取った後、一定時間以内に稼いだ点数に応じてステージクリア時にボーナスがもらえる「メタリッシュシステム」がある。ちなみに、最終ボスを倒した後、爆風に当たるか否かでエンディングが分岐する。

メタルスラッグ5
2003年、SNKプレイモア(旧:プレイモア)より発売。実開発はSNKネオジオ(旧:サン・アミューズメント)。

メタルスラッグの開発を行っていた研究所が何者かに襲撃され、メタルスラッグの機密事項の入ったディスクが奪われてしまう。マルコとターマは奪還指令を受けその行方を追っていた。一方、遺跡発掘を行う武装集団「プトレマイック・アーミー」を追い、古代遺跡に侵入していたエリとフィオは、謎のメタルスラッグの攻撃を受け撤退を余儀なくされる。機密事項を奪った犯人がプトレマイック・アーミーと判明し、正規軍は4人にその組織の壊滅を命じた。

本作の特徴として、姿勢が低くなるスライディングや、最新鋭の二足歩行機能付き戦車「スラグガンナー」などが追加された作品。また歩兵や戦車などの雑魚敵のグラフィックが一新されている。

音楽は引き続き田中敬一が担当、メタル・ロック色が前面に出されたものとなっている。

メタルスラッグ6
2006年2月、SNKプレイモアより発売。

初のATOMISWAVE作品。ストーリーは『5』からの続きではなく、『3』からの続きとなっており、新キャラクターに『怒』シリーズからのゲストとしてラルフ・ジョーンズとクラーク・スティルの2人が加入している。

新システムとして
各キャラクターの性能差
操作の5ボタン化
強化銃を複数所持して通常弾及び別の強化銃との切り替えを行う「ウェポンストックシステム」
敵へのダメージにより得点を増加させる「ラッシュブラスターシステム」
初心者用の「イージーモード」
視点のズームアウトとキャラクターや弾の影による演出
を搭載し、新武装にザンテツソードが登場、大幅な変革が施された。

BGMは過去に数多くのゲーム音楽を手がけた、「さんたるる」こと並木学が主な作曲担当、一部金田充弘が作曲担当。 なお同作はATOMISWAVE基板の最終開発ソフトでもある。

メタルスラッグ7
2008年7月17日、SNKプレイモアより発売。機種はニンテンドーDS。操作キャラは、前作と同じく6人となっている。全7ステージのメインミッションに加え、ファンからの要望が非常に多かった「コンバットスクール」が搭載されている。本作品のコンバットスクールでは新しく入った教官シンシアが初登場。

メタルスラッグ(3D版)
2006年より発売。ジャンルはサードパーソンシューティング(TPS)となっており、タイトルには書かれていないが2Dではなく3Dで作られている。本作ではキャラクターに音声が着いているほか、メタルスラッグを改造することも可能。

登場キャラクター
プレイヤーキャラクター
マルコ=ロッシ
本名、マルクリウス=デニス=ロッシ。PF隊第1中隊隊長で正規軍少佐(初代では少尉)。アイダホ州出身。26歳(初代では23歳)。叩き上げの軍人だが、趣味はプログラミング(コンピューターウイルス作成がメイン)というインテリ。4におけるコンピューターウィルスは、彼が考えたものをもとにしているとの情報も…。6では他メンバーよりハンドガンの威力が高い。口癖は「ヒマがあったらソースを読め!」。名前の元ネタは『母をたずねて三千里』の主人公。
外部出演として『ネオジオバトルコロシアム』に登場した。この作品では、まるで別人のように性格が一転している。『SNK VS. CAPCOM SVC CHAOS』のマーズピープルのエンディングにも登場。
ターマ=ロビング
本名、ターマイクル=ロビング3世。PF隊第1中隊副長で正規軍大尉(初代では少尉)。北海道出身。26歳(初代では23歳)。マルコの親友。趣味はバイクのカスタムメイキングでその腕はプロ顔負け。メタルスラッグの操縦にも活かされているのか、6では乗り物の性能が向上し攻撃力・耐久力が強化、副砲の射撃方向固定(バルカンフィックス)も可能。4では使用できないが、一部シーンでプレイヤーキャラクターを援護する。口癖は「次の手、考えるか…」。日本生まれだけあってか納豆が好物。
『SVC CHAOS』のマーズピープルのエンディングにも登場。『NBC』でもマルコの勝利デモやストーリーに登場する。
エリ=カサモト
2から参入したメンバー。本名、笠本英里。スパローズ所属の二等軍曹(2では軍曹)。広島県出身。21歳。「メンフィスの爆弾娘」の異名をとる爆発物のスペシャリストで、6では手榴弾の所有数が倍になり上下方向への投擲やより遠くへの遠投も可能。口癖は「人間はみんなひとりぼっち」というクールな性格だが、3のエンディングでマルコ、ターマ、フィオ(エリを助けるキャラ)に熱い視線を送っている。照れ隠しなのか、好意を持っているのかは不明である。
エリを助けるときに自動的にターマが選択されるため、熱い視線の矛先はターマだと思われていたが、全員を位置付けるとエリの隣にはマルコが座っていることがわかる。(7のメニューのRANKINGにて、熱い視線の先にはマルコが居る)
スリーサイズは上から80・57・86。ちなみに、名前を反対から読むと女優の「ともさかりえ」になるが関連は不明。
『SVC CHAOS』のマーズピープルのエンディングにも登場。『NBC』でもマルコの勝利デモに登場しているが、ストーリー上では登場していない。
フィオ=ジェルミ
2から参入したメンバー。本名、フィオリーナ=ジェルミ。スパローズ所属の上級曹長(2では一等軍曹)。ジェノヴァ出身(4ではフィレンツェ出身となっているが、当時の開発体制から単純なミスとされる)。23歳。富豪の軍人の家系の一人娘なため、親の工作で無理矢理スパローズに所属されており、本来はそこまでの兵士ではない(ゲーム内ではハンデ無し)。しかし、2以降における活躍から隊における主要なメンバーになった。また、ゲーム中に何もせずに立っていると、敷物を引いてサンドイッチを食べ始めるという、天然っぷりを見せてくれる。6では強化銃の弾数が1.5倍保有でき、スタート時からヘビーマシンガン(イージーモードなら通常弾としてBIGヘビーマシンガン)を使える。口癖は「平気です、大丈夫です」。名前の元ネタはマルコと同じく『母をたずねて三千里』に登場するフィオリーナ・ペッピーノから(ちなみにフィオはペッピーノという名の熊のぬいぐるみを自身の宝物としている)。
スリーサイズは上から88・58・89。スレンダーなエリとは対照的に巨乳である。
外部出演として『ザ・キング・オブ・ファイターズ2000』及び『'99EVOLUTION』にストライカー専用のキャラクターとして登場した。さらに『KOF MAXIMUM IMPACTシリーズ』では、操作可能なキャラクターとして登場する。また、ターマ同様『SVC CHAOS』のマーズピープルのエンディングや『NBC』のマルコの勝利デモ及びストーリーにも登場する。
トレバー=スペイシー
4のみ参入したメンバー。PF隊所属の軍曹。韓国出身。20歳。夏休みの課題に対ウイルスのワクチンプログラミングを提出するほどのコンピューターの知識を持つ(余りにも高性能なため、提出された学校側は未だにそのワクチンプログラミングでウイルス対策をしている)。テコンドーの使い手で、近距離格闘では足技も披露する。4におけるコンピューターウィルスの正体に気づいているらしい…。口癖は「やっぱ、パーツはジャンク物ッスよ!」。
ナディア=カッセル
4のみ参入したメンバー。スパローズ所属。フランス出身。18歳。本業はモデルの卵だが、かなりの大食家。仕事と趣味を両立させるため、ダイエット目的の激しい運動量が目当てで正規軍に入っている。スパローズに所属しているのは実戦経験をつけるため。口癖は「これって美味しい?」。
ウォルター=ライアン
家庭用作品から参入したメンバー。PF隊入隊候補生。オーストラリア出身。21歳。自分の肉体と精神の鍛錬を目当てで正規軍採用最終入隊試験に参加した。スタミナに自信あり。口癖は「筋トレしたいな〜」。
タイラ=エルソン
家庭用作品から参入したメンバー。PF隊入隊候補生。アメリカ出身。20歳。正義心から精鋭と名高い正規軍採用最終入隊試験に参加した。ペーパー試験では最高得点を取った。口癖は「私がやるしかないじゃない」。
ラルフ=ジョーンズ
6から参入するメンバー。『怒』『ザ・キング・オブ・ファイターズ』にも登場した傭兵部隊の大佐。アメリカ出身。39歳。近接攻撃のスピードが他メンバーより早く、一回だけ敵に攻撃を受けても残数を失わないが、強化銃の保有できる弾数は他メンバーの半分となる。また、KOFでも使っている技を特殊格闘攻撃として使う事が出来る。口癖は「よーし、とどめいくか!」(KOFでは挑発時のセリフ)。
クラーク=スティル
6から参入するメンバー。ラルフと同じく『怒』『ザ・キング・オブ・ファイターズ』にも登場した傭兵部隊の少佐(なお、KOFでは中尉)。アメリカ出身。34歳。ラルフの頼れる相棒。特殊格闘攻撃としてKOFで使っている技を使える以外に、特殊な性能はない(ただし、この技そのものが大きなウェイトを占めている)。口癖は「ヘイ、カモン!」(これもKOFでの挑発時のセリフ)。
レオナ=ハイデルン
サバイバーズから参入するメンバー。『ザ・キング・オブ・ファイターズ』にも登場した傭兵部隊のメンバー。
ロベルト=ニコラ
サバイバーズから参入するメンバー。PF隊の若きニューフェイス。
ナタリー=クック
ファイターズから参入するメンバー。PF隊の若きニューフェイス。
アリサ=スチュワート
ウォリアーズから参入するメンバー。元特殊部隊出身の女性メカニック。

2009年01月26日

ジョヴァンニ・ガブリエーリ

ジョヴァンニ・ガブリエーリ(Giovanni Gabrieli, 1554年または1557年? - 1612年8月12日)はイタリアの作曲家・オルガニスト。当時最も影響力のあった音楽家であり、ヴェネツィア楽派の頂点に立ってルネサンス音楽からバロック音楽への過渡期を代表する存在となった。諸外国、とりわけドイツ語圏から留学生を受け入れ、分割合唱による作曲技法を国外に広めた。

生涯
カルニア出身の父親のもとにヴェネツィアに生まれる。5人きょうだいのひとりであった。幼少期についてはほとんど知られていないが、おそらくおじのアンドレーアに師事していよう。後年の著述のいくつかから窺い知れるように、このおじに育てられたも同然だったらしい。ミュンヘンに留学し、バイエルン公アルプレヒト4世の宮廷にて高名なオルランド・ディ・ラッソに師事。1579年ごろまで同地に滞在した可能性がきわめて高い。

1584年にヴェネツィアに帰国。1585年にクラウディオ・メールロの後任として、聖マルコ大寺院の首席オルガニストに就任。翌年のおじの死に続いて、首席作曲家の地位も手に入れた。この頃、おじの作品を出版にそなえて校訂しており、ジョヴァンニ・ガブリエーリの尽力がなければアンドレーアの作品は散逸していたかもしれない。というのもアンドレーアは、自作の出版にほとんど頓着しなかったからである。しかしジョヴァンニは、おじの楽曲が卓越したものだからこそ、多くの時間を割いて編集・校正に携わるのだと考えていた。

スクォーラ・グランデ・ディ・サンロッコ教会のオルガニストの地位も手に入れ、こちらの席も終生にわたって暖め通したことにより、ガブリエーリの音楽活動はさらに勢いづいた。この地位は、ヴェネツィアのすべての宗教団体のうちで最も威信があり、かつ最も裕福であり、音楽体制の華やかさにおいては聖マルコ大寺院に次ぐ存在だったからである。ジョヴァンニ・ガブリエーリの作品のほとんどは、この教会のために作曲されたが、それでもおそらく聖マルコ大寺院のために作曲された曲より多いということはない。

聖マルコ大寺院は、卓越した音楽の長い伝統があり、ガブリエーリはそこで演奏された作品によって、ヨーロッパ中で最も有名な作曲家となった。ガブリエーリの影響力のある曲集《宗教曲集(サクレ・シンフォニエ) Sacrae symphoniae》(1597年)の発行によって、ヨーロッパ中の作曲家、とりわけドイツ出身の作曲家が、ヴェネツィアに留学することが流行り出した。明らかにガブリエーリは新しい弟子たちに、イタリアで作曲されたマドリガーレを研究させ、壮麗なヴェネツィア楽派の複合唱様式だけでなく、より親密なマドリガーレ様式をも母国に持ち帰らせたのである。ハンス・レーオ・ハスラーやハインリヒ・シュッツ、ミヒャエル・プレトリウスらは、過渡期の初期バロック音楽を北国のドイツに移植し、その後の音楽史の動向に決定打をもたらした。大バッハの音楽によって最高潮に達するドイツ・バロック音楽の諸作品は、ヴェネツィアに根を持つこの強力な伝統の上に築き上げられたのである。

ガブリエーリは、サン・ロッコ教会ともつながりを持ち、その声楽家や器楽奏者たちとも共演した。その演奏風景の記録は、イギリスの作家トマス・コライヤット(Thomas Coryat)の紀行文の中で伝えられている。

ガブリエーリは、1606年ごろから次第に体調が悪くなり、もはや演奏活動がままならなくなったために、教会当局が後継者探しに乗り出した。1612年に腎結石の悪化から亡くなった。

音楽と作曲様式
ジョヴァンニ・ガブリエーリは、当時流行の多くのジャンルで作曲したにもかかわらず、明らかに合唱のための宗教曲と器楽曲を好んでいた。声楽のための世俗曲は、すべてかなり初期の作品である。後半生においてガブリエーリは、声楽と器楽のための宗教曲に専念して、音響効果を最大限に追究した。

聖マルコ大寺院のジョヴァンニ・ガブリエーリに前後する作曲家と同じように、彼もまたこの大寺院の異例な空間配置を利用しようとしようとした。左右両陣の互いに向き合う聖歌隊席(と、それぞれに1つずつしつらえられたオルガン)が、著しい空間効果――エコーやディレイ、一種のステレオ効果――が得られるのである。
サイコ チューブ イニシャ コムデ ティーチ カクレミノ ビヨウ クロの景色 シェード テスト プラコ ノーヒッタ チャンピ シンタ シンパシー ジストニア カオリン リール ハイラ ガーター バブリ アセロ ダガナ くしがき ヒロイズム マジック さじ日本 テスラコイ ナイトツア トリップ でぃるは パーゴラ あせろら ファルス オーバ オーソラ ネイリ ビルジ マッチ ライト トスト チっつぐ ジャカー 真実の泉 フレッシ ミゼット レーション ケルシ 無情 ブーツ

ほとんどのジョヴァンニ・ガブリエーリの作品は、合唱集団ないしは器楽集団が、まずは左手から聞こえ、それを右手の音楽家集団が追うというように、一種のアンティフォナ様式によっている。このような分割合唱様式は、数十年来の伝統があり、少なくともヴェネツィアにおいて開祖はおそらくアドリアン・ヴィラールトであったにせよ、ジョヴァンニ・ガブリエーリは、楽器法において二つ以上のグループを厳密に方向付けることにより、器楽集団や声楽集団の利用を、細心の注意をもって決定した最初の作曲家となったのである。

聖マルコ大寺院のアコースティックはこの400年の間にほとんど変化していないので、楽器は、適切に配置すれば、遠い地点でも完全に明晰に聞き分けることができる。したがって、たとえば弦楽器の独奏者と金管楽器の集団というような楽器編成は、文字にすると奇妙に見えても、聖マルコ大寺院で響かせてみるなら、完璧なバランスを保っているのである。

ガブリエーリは楽器の活用においてだけでなく、強弱記号の展開においても独創的であった。《ピアノとフォルテのソナタ Sonata pian' e forte》は、おそらく強弱法を用いた最初期の作品である。しかもその上、通奏低音を用いた最初の作曲家の一人でもあった。通奏低音は、1602年にロドヴィコ・ヴィアダーナの曲集によって一般化した作曲技法だったからである。

アンドレーア・ガブリエーリ(Andrea Gabrieli, 1510年ごろ - 1586年後半)はイタリア・ルネサンス音楽の作曲家・オルガニスト。より有名なジョヴァンニのおじである。チプリアーノ・デ・ローレとともに、国際的に有名なヴェネツィア楽派の第一世代に当たり、複合唱の作曲技法をイタリアやドイツに広める上で、多大な影響力をふるった。

生涯
ガブリエーリの若い頃について詳しいことは分からない。たぶんヴェネツィア出身で、聖マルコ大寺院の教会楽長アドリアン・ヴィラールトに師事したであろう。1557年に、このころ聖マルコ大寺院のオルガニストの座を争って敗れたために、ヴェネツィア共和国カンナレジオ地区のオルガニストとなったことが分かっている。1562年にドイツに行き、フランクフルト・アム・マインとミュンヘンを訪ねる。後者でオルランドゥス・ラッススと親交を結んだ。1566年にようやく聖マルコ大寺院オルガニストに選任され、終生この地位にあった。この職務は、北部イタリアの音楽家にとって最も名誉ある地位の一つであった。この頃には、存命中の最も優れた作曲家の一人として、名声を手に入れるようになる。聖マルコ大寺院の特有な音響空間の中で働いたため、独自の豪放で壮麗な表現様式を発展させ、初期バロック音楽様式を部分的に決定づけることとなった複合唱様式やコンチェルタート様式の発展に、多大な影響を及ぼした。

聖マルコ大寺院におけるガブリエーリの責務の一つに、作曲があったことは明らかである。ガブリエーリは儀式用の音楽をふんだんに作曲したからであり、その中には歴史的に重要な儀式もいくつか含まれている。例えば、レパントの海戦における勝利を祝した機会音楽(1571年)のほか、1586年には天正遣欧少年使節の謁見のために音楽を作曲している。

後半生においては教師としても有名になった。門人のうちで傑出した存在は、甥ジョヴァンニのほか、ドイツの地にコンチェルタート様式を持ち帰ったハンス・レーオ・ハスラーと、音楽理論家のロドヴィーコ・ツァッコーニなどである。

死没の年月日や状況について正確なことは分からないが、1586年の終わりに聖マルコ大寺院で彼が勤めていた地位に後任者が就任していること、1587年になって大量に作品が「死後出版」されていることなどの状況から見て、1586年に他界したと推測される。

作品
ガブリエーリは多作家で、多芸多才な作曲家であり、声楽のための宗教音楽から世俗音楽、声楽と器楽伴奏のための音楽、純粋器楽に至るまで、大量に作曲を行なった。作品の大半は、聖マルコ大寺院の広々とした、反響のある空間のために作曲されている。ガブリエーリ作品は百曲以上のモテットと、マドリガーレのほか、多少の器楽曲がある。

初期作品はチプリアーノ・デ・ローレに感化されており、マドリガーレは16世紀半ばの傾向を代表するものとなっている。だが最初期の作品においてさえ、クライマックスにおいてホモフォニックなテクスチュアに流れがちで、後年の壮麗な作曲様式の予兆となっている。1562年にオルランドゥス・ラッススに出逢ってからは、その強い影響力のもとに、作曲様式がかなり変わった。

ひとたび聖マルコ大寺院に働き出すと、16世紀に支配的であったフランドル楽派の対位法様式から背を向け、大寺院の中でアンティフォナ様式によって演奏する、器楽と声楽の混成集団の壮麗な響きを追究しようとした。この頃のガブリエーリの作品は、さまざまな音域の声部のさまざまな組み合わせによるフレーズの反復を用いている。楽器はことさら指定されてはいないものの、推断することは可能である。ガブリエーリはテクスチュアと響きを対比づけ、独自のやり方で部分構成を作り出し、次世代にわたるヴェネツィア楽派の複合唱様式を決定づけた。

だからといって、ガブリエーリ作品のすべてが、聖マルコ大寺院のために作曲されたわけではない。古代ギリシャ劇のイタリア語訳による復興の最初期に、アンドレーア・ガブリエーリは楽曲を提供している。ソポクレスによる『オイディプス王』のために提供された合唱曲(ヴィチェンツァにおいて1585年に初演)も、やはり声部ごとのグループ化がなされた、複合唱様式の原理が使われている。

アンドレーア・ガブリエーリは明らかに自作の出版には慎重であった。その作品の大半は、死後、甥ジョヴァンニによって出版されたものである。

2009年01月18日

ブルボン朝の成立と発展

1589年、ユグノー戦争におけるカルヴァン派側の首領であったナヴァール王アンリが、フランス王アンリ4世として即位し、ブルボン朝が成立した。アンリは、カルヴァン派の立場を貫くことで政情が混乱することを懸念し、1593年にカトリックに改宗した。その上で、1598年には宗教的寛容を定めたナントの勅令を出し、個人の信仰の自由を認めて、30年以上にわたって続いたユグノー戦争を終わらせた。しかし、1610年に狂信的カトリック教徒の凶刃に倒れ死去した。

次王ルイ13世は、宰相リシュリューの補佐のもとでさらに王権の強化を推し進めた。1615年からは三部会も開催されず、官僚制・常備軍の整備はさらに進んだ。1618年より中欧で起こった三十年戦争では、自国のカトリックという宗教的立場よりも国益を最優先として新教側を支援し、ブルボン家の勢力拡大を図った。1643年にルイ13世が死去したことで、まだ5歳だったルイ14世が即位したが、宰相のマザランがよく補佐した。1648年には三十年戦争の講和条約であるウェストファリア条約(独語:ヴェストファーレン条約)でアルザス地方とロレーヌの3都市を領土に加えた。同年に、これ以上の王権強化を懸念した貴族らによってフロンドの乱が起こったが、1653年までに鎮圧された。このフロンドの乱と同時期に、イングランドではピューリタン革命で王が処刑されているのと対照的である。

1661年、ルイ14世を補佐していた宰相マザランが死去し、ルイ14世の親政が始まった。さらなるブルボン家の勢力拡大を図ったため、一層の財政充実がもとめられ、財務長官のコルベールがその任にあたった。彼は、休眠中であったフランス東インド会社を再建させ、王立特権マニュファクチュアを通じて国内産業の育成を図るなど、重商主義政策を推進した。一方で対外政策としては、ネーデルラント継承戦争に見られるように、相次いで領土拡大戦争を起こした(自然国境説という説明がなされることがあるが、当時の概念ではなく19世紀の歴史家による恣意的な解釈である)。

当初、イングランドのステュアート朝(革命中に王族を保護していた)と友好的だったため、英仏の王朝的関係は良好(英議会とは不仲)であったが、ネーデルラント継承戦争のさなか、名誉革命によってオランダ総督・オラニエ公ウィレム3世がイングランド王ウィリアム3世として即位してしまったため、対英関係は完全に悪化した。

いしゅく モルゲン ソニック サシン プラウザー チャプ ノビル すいたい イルク トンブ じゅんさい エンジンシ テクニ クロス リーファ 青皮栗 きんし リターン ラリマール セリバシー ステンド トローク モーグル イヌツゲ リズム バスタブ スペース たまねぎ SEOハツ アオクサ ショット アップ オートモ ファイト リケッチア ぬく森 吾亦紅 ビリンビン ガロン ハナズオウ シェー シュピ へいどん ゲーター カレッジ レジデ カヌー マウンテン はなさか ハハコ

ライン川流域のプファルツに対して起こしたアウクスブルク同盟戦争(プファルツ継承戦争)でも、国際的な対ブルボン家包囲網が形成されるなど、覇権を追い求めるルイ14世はヨーロッパにおける外交的孤立を余儀なくされていった。スペイン・ハプスブルク家の断絶に乗じて起こしたスペイン継承戦争では、ユトレヒト条約でスペイン・ブルボン家を承認させるという成果を得たものの、北米大陸でアカディア、ハドソン湾などの領土を喪失したことや、イギリスにスペイン・ブルボン家のアメリカ大陸領におけるアシエント権(奴隷貿易独占権)を認めるなど打撃も大きかった。