料理が盛られた大皿・中皿から直接料理を取って口に運んで食事することを直箸(じかばし)と言い、正式な和食ではこれを作法に反するとして取り皿を用い、会食においては給仕が取り分ける際に用いる。他方、直箸により一つ皿の料理を摂ることで親近感を抱いたり親近感を求めて、親密な間柄を形成し、共に生活した親しい仲を指す慣用句の同じ釜の飯を食うなどの同胞意識に至る。近年では極度の衛生観念から発生した潔癖により家族内であっても直箸は元より一つ皿の料理を食べ合うことを嫌い、食事作法とは発生が異なる取り皿を多用する世代が生まれている。
たれ皿: 直径二寸内外の皿。小皿よりも更に小さい皿。薬味を入れる皿としても用いられる。
刺身や餃子・シュウマイなどで醤油や薬味のタレを料理に好みに応じた量を取る時に用いる。少量で用が足りる調味料を薬味と言うことから食事作法においてはタレは必要量のみを入れ、料理を浸すほど入れることは本来の味覚を味わえずタレの味のみで食べることとなり無作法とされる。たれ汁に浸す料理は呑水などの深底のを用いる。楕円形の餃子専用の中皿にはたれ皿を兼ねた仕切りの付いたものがある。
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大別して飯椀と汁椀があり、木製のものを木偏の椀、陶器製のものは石偏の碗、金属製のものには金偏の鋺を用いる。飯椀は汁椀に比べて同一径で比較した場合、高さが低い。水平投影面積を1とした場合、高さの比率が1を越えることはない。水平投影の形状は円、底部が円形に湾曲しており、糸底があり、片手で持ち上げることのできるものを椀または碗と呼ぶ。複数用途に用いられる、汁物の料理以外でも用いられる。同様の料理を入れる鉢があるが椀以外の形状の深底のを呼ぶ。